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2020年6月7日 静岡県8歳女児
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左上1.2番が癒合歯です。
レントゲンを撮った結果、癒合歯の上に過剰歯であろう根っこのない歯が一つ、さらにその上に1番の永久歯であろう根っこのある歯があります。2番の永久歯はありません。
今この件で矯正に通っています。
そろそろ抜歯をとのことですが癒合歯と過剰歯の抜歯のみか、癒合歯と過剰歯の抜歯と永久歯を引っ張り出す装置をつけるか、の二択をせまられています。
抜歯のみで生えてくるのを待つのが1番な気もしますが、1番の永久歯が生えてこなかった場合にまた全身麻酔で抜歯やら、引っ張り出す装置をつけるのは大変かな?など色々悩んでおります。
今、矯正装置をつけたからか、癒合歯が少しグラグラしてきました。
これは永久歯が働きかけている可能性はあるのでしょうか?
何かアドバイスを聞けたらと思いご連絡させていただきました。どうぞ宜しくお願いいたします。 |
はじめまして、広瀬矯正歯科院長の広瀬豊です。
骨の中に埋伏している歯の状態がわかりませんので、あくまでも一般的な話として説明させていただきます。
通常このようなケースで、抜歯をして自然に歯が生えてくるのを待つのは、矯正をしない場合です。
矯正を始めた目的が埋伏歯の配列でしたら、抜歯に続いて開窓と埋伏歯の牽引をするのが本来の流れです。
また写真で見る限りでは、癒合歯の動揺と矯正装置をつけた歯とには関係はなさそうです。
ただし、歯を動かしたことによって咬み合わせが変わったのであれば、癒合歯が下の歯と接触し、動揺が始まった可能性はあるかもしれません。
2番の永久歯もないということですので、それを含めた治療方針についても説明を受けられた方が良いと思います。
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