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右側唇顎口蓋裂の患者さんです。
上下の歯列が狭窄して前歯はデコボコ、右上第2小臼歯も並ぶスペースがなく内側にはえています。
まず上下の歯列を左右に拡げたあと右上大臼歯を後ろに動かして右上第2小臼歯を並べます。
その後、内側にはえている上の前歯(側切歯)と下の左右第1小臼歯を抜歯して歯をきれいに並べることにしました。
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スペースができたので第2小臼歯を
動かしていきます。 |
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新しいリンガルアーチに代え、第1小臼歯も後ろに動かします。 |
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下の歯列も十分に拡がりました。
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かなり期間がかかりましたがきれいな歯並びと良い咬み合わせを得ることができました。
治療期間は5年8か月です。
ここまでの費用は、総額約19万円です。(公的医療保険が適用されています。)
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- 矯正治療には、う蝕や歯肉炎・歯周病、歯根吸収、歯肉退縮
などのリスクがあります。(リスク・副作用参照)
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